たくやちゃんの性少年育成日記−プール編1-a-1
(ふぅ……こんなに広いプールで泳ぐのって久しぶりだなぁ……来てよかった……)
広大なプールや巨大スライダー、流れるプールも完備とちょっとした水着リゾートなだけに一通り泳いで回るだけで結構な運動になる。あたしは疲れた手足を投げ出して仰向けになると、水着がぴっちり張り付いた豊かな乳房を水面から突き出すように水に体を任せる。
「んっ……」
こういう場所にきてナンパされない事はないと思っていたけれど、こうして水を漂っている今でさえ、あたしの白い半裸のボディーに何人もの男の視線が集まっている。別に無視するつもりはないけれど、胸や太股、そして水着に覆われた股間に視線が突き刺さると、以前よりも敏感になった体が水中にいるのに火照り昂ぶっていくのが分かる。
(どうしよっかな……約束の時間にはまだ余裕があるし、声を掛けられたら楽しんじゃおうかな?)
最初はみんなで泳いでいたけれど、そもそもの目的は明君と翔君をいつもと違った場所で弄んで楽しもうというものだ。その目的に忠実に、留美先生は翔君とどこへなくとも姿を消し、「ナンパされたら着いていく事」と言い含めておいた綾乃ちゃんも涼乃ちゃんともども三人組の男と一緒にホテルの方へ連れて行かれてしまっている。まあ、そんじょそこらの男よりも腕っ節の強い涼乃ちゃんが一緒なんだし、心配はしてないけど……姉妹ともどもあたし以外の人に抱かれてるんだろうなぁ……
「スゴい事想像しちゃうな……」
このままここにいたら、波に揺られるだけで感じてしまいそうだ。あたしは体を回すとそのまま深く水の底へと潜り、プールサイドに辿り着いて水から体を引き上げる。
その途端、言い様のない羞恥心が込み上げてきて、あたしの体に震えが走った。熱く焼けたプールサイドに立ち上がると、周囲の視線の多くがあたしの体に次々と集まってきて、無遠慮に太ももや乳房を見つめてくる。
自分で言うのもなんだけど、ビキニ姿のあたしの姿はかなりいやらしい。歩を進めるたびにプルンプルンと弾む乳房はトップの位置が判るほど乳首が立っていて、サイズの合っているはずのビキニが苦しく感じられるほど乳房が張り詰めて行くのを感じてしまう。
張り詰めているのは下も同じだ。下着に包まれて入るけれど縦の筋も薄っすらと浮かんでいて、泳いでいる最中も気付かれないかと気が気でなかった。もし誰かに気付かれていたら……それこそ水の中ででも犯されていたかもしれない。そう思うと丸々と充血した恥丘の膨らみが水着の中で脈打つように大きく疼き、プールの水とは別のねっとりした液体を溢れさせてしまいそうだった。
(少し休んだら、もう人泳ぎして体を冷まさなくっちゃ)
何しろ今日は色々と準備もしてるんだし……と、少し水着が食い込んだお尻を小さいながらも左右にくねらせてプールサイドを歩く。すぐさまあたしに集まる視線が熱を増す。
濡れた水着は乳首の形も股間の形も露わにしているのと同じだ。冷たい水で冷えたはずの体は一歩歩くたびに内側から熱く火照り、ボディーラインに沿って伝い落ちる水の雫の感触に溜まらず吐息を漏らしてしまいそうになる。
(もしあたしが男だって知ったら、どんな反応を見せるんだろうな…♪)
もしかしたらひと夏だけ女になる男の人が増えるかもしれない。その光景を思い浮かべてくすくす笑いながらタオルを置いていたテーブルの元へ戻ると……ちょうどそこはナンパされてる真っ最中だった。
「君たち可愛いよね。年、離れてるようだけど、もしかして姉妹?」
「…………………」
「あの…僕……ち、違うんです……」
「へ〜、僕だって。そんな風に自分を呼ぶ子って可愛いよね〜」
「さっきから全然泳いでないじゃん。俺たちが泳ぎを教えてあげよっか? ちょーど二人づつだしさぁ」
「でも、僕たち、ほ、他の人も一緒で……」
「知ってる知ってる。他の人たちも美人ぞろいばっかだったよね。俺たちなら全然問題ないからさぁ」
男に絡まれてるのは静香さんと、よりにもよって明君だ。あのナンパ二人組、まさか明君が男の子だとは思わないだろうな……
さすがに女装していると言っても明君が男についていくことはないだろう。けど、静香さんの方は……ダメ。男の人に迫られて固まってる。ビキニの前で手をモジモジしているだけで言葉を口にすることが出来ていない。
(しょーがない。ここはあたしが助けてあげようか)
ああいう男のあしらいはあたしの方がまだ慣れてるだろう。そう思って足を踏み出したその時、不意に静香さんが動きを見せた。
「……………!」
明君の手を取って男たちの間を走り抜けると、そのままプールの中へと飛び込んだ。慌てて二人の男も追いかけようとするけれど、監視員の人に「飛び込むな!」と注意されて舌打ちしながら歩き去っていく。
(ん〜、けっこう格好いい男の人だと思うんだけどな)
一体どういう男の人なら静香さんも大丈夫なのだろうかと、別の獲物を探しにいった二人を目で追いながら考える。男のあたしなら大丈夫だからもっとナヨッとして優しそうな人ならいいのか……と思い至ると、さっき静香さんが自分から明君の手を握っていたのを思い出す。
「明君ならオッケー……しかも女装してるところがポイント高かったのかしら?」
「うわっ、麻美先輩!? いつからそこに!?」
「相原くんが足を踏み出したとこあたりかな。ダメよ、彼女、こういうところに慣れてないんだから傍を離れちゃ」
普段は研究室では杭を既婚で研究ばかりしている麻美先輩は、ここぞとばかりにプールを満喫しているようだ。魅力的なボディーラインを水に濡らし、顔には激しい運動である事を物語るようにほんのり赤みが差している。………いや、違う。麻美先輩もあたしが感じたような周囲の視線を全身に浴びて意気を喘がせているのだ。
その事にあたしが気付いて麻美先輩に視線を投げかけると、先輩は恥ずかしそうな顔をしながらも豊満な胸を腕で寄せ上げ、
「今日も薬持ってきてるけど……たまには相原くんに一晩中犯して欲しいなぁ……」
「それはまた今度。今は研究室、麻美先輩だけなんでしょ?」
「もう……今すぐ欲しいのになぁ……」
残念そうな麻美先輩だけど、元々本気じゃないのは分かってる。軽く拗ねた振りを見せる先輩の可愛らしさにクスッと笑みを漏らすと、
「ここなら十人単位で男の人なら集まりますよ。逆ナンパでもしてみます」
回りを見回すとぎらついた視線であたしたちを見つめている男の人がゴロゴロいる。もし一声かければ、それこそ今すぐにでも逞しいおチ○チンを突き入れてくれそうだ。
でもあたしも冗談で言っただけで、本気じゃない。麻美先輩は一瞬本気で信じたようで驚いた表情を浮かべたけれど、すぐに眉を吊り上げて、
「もう、しらない!」
そっぽを向かれてしまった。
「あはははは。それはまた今度楽しみましょ。それと……今はあの二人に手を出してみたいと思いません?」
そう言い、あたしが指差した方を見て、麻美先輩は今度こそ驚いて口元を押さえた。
「十分泳いだ事だし…そろそろ別のことも楽しみましょう。―――ね?」
「相原くん……ん、やだ、こんなところじゃダメよ……」
麻美先輩の機嫌を直そうと、あたしは水に濡れた肩へ手を回す。そしてきめの細かい肌へ五本の指先を滑らせ、肩から脇、そしてウエストのさらに下まで撫で下ろして行く。あたしの意図に気付き、体を寄せてきた先輩の耳元に軽く息を吹きかける。くすぐったさに身を強張らせた瞬間を狙い、あたしの指はいやらしく麻美先輩のお尻の谷間に食い込んだ水着を股の間から撫で上げる。
「ひあっ……ひ、人が見てるから…ここじゃイヤよ……」
「ちょっと先輩がどれだけ感じやすいか確かめただけですよ。それじゃ続きはプールの中で楽しみましょう」
「でも……あの人も一緒に、なんでしょう?」
いつものメガネをかけていないだけで、グッと少女らしさを増したように見える顔に困惑を浮かべて、麻美先輩はプールの中にいる静香さんと明君に視線を向ける。女同士ででも楽しめる「薬」を持ってきているところを見ると、あたしに抱かれる事の方を期待していたようだけれど、お楽しみはまだまだこれからだし。
「じゃあいいですよ。あたし一人で楽しんできますから。麻美先輩はそこで休んでてください」
麻美先輩の今日の水着は、あたしや静香さんと同じく首と背中、そして腰の左右で縛るビキニだ。あたしは一人でプールに入るような言動で麻美先輩を困惑させると、その一瞬の間に股間を包む水着の結び目を二つともシュルリと解いてしまい、
「きゃあっ!」
肌から離れようとする水着を抑えようと動いたその隙に首と背中の結び目も引っ張ると、麻美先輩が続けてはなった悲鳴と共に、男たちの視線が一斉に露わになった乳房とお尻へ集中する。
麻美先輩の肉体は非常に肉感的だ。水着の締め付けから開放されたバストは手の平に収まりきらないボリュームとツンと尖ったピンク色の乳首は、目にした男たちに感嘆の声を上げさせる。それは先輩が胸を右腕で隠す一瞬のことながら、まだ露わになっている丸々としたお尻とまぶたの裏に焼き付けた乳房の零れ落ちる光景は、彼らを興奮させるのに十分なものだと確信しての行動だった。
「それじゃ先輩、ごゆっくり♪」
「な、何てことするのよ! ちょっと、待って、待ちなさい!」
散々プールサイドで男たちを誘惑していた女性化学者の卵の豊かなボディーラインを露わに仕掛けたあたしは、そのまま駆け出し、プールへ向けてダイブした。
「もう……絶対に許さないんだから!」
水を跳ね上げて水中へ沈むあたしを追って、顔を真っ赤にした麻美先輩も飛び込んでくる。泡を身にまとう麻美先輩に手を伸ばし、隠しきれないお尻を撫で上げたあたしは、水面に顔を出さずにそのままプールの中心へ向けて足を動かした。
「また……胸…んんっ……ヤダって、言ってるのに……」
「やめたら先輩が怒るじゃない。だから……」
「んッ! んんん、ん〜〜〜!!!」
静香さんと明君に気付かれないよう近づきながら、麻美先輩のビキニの中へ手を差し入れたあたしは、やわらかい膨らみをゆっくりとした動きでこね回す。
「もう怒らないから……んッ!……プアッ、んっ……こ、これ以上触られたら……声が出ちゃうぅ……!」
水着を突き上げる硬い乳首を水中で丹念に扱き、乳房の芯を揉み解すように円を描く動きで膨らみを弄ぶ。時折キュッと指を食い込ませると、声を出さないように赤く火照った顔を水面につけ、口元をを覆い隠してしまう。
(ここでイかせたら、麻美先輩は身動きが取れなくなるかな……)
そうなると静香さんたちへ悪戯しに行けない。けれどこのまま麻美先輩を放っておくのも可愛そうだと、あたしも耳元近くまで水の中に沈み込み、先輩のボトムの内側へ指を滑り込ませる。
「――――――――――――!!!」
頭を覗かせているクリトリスを刺激し、割れ目の筋に指をあてがうと、明らかにプールの水とは違うヌルヌルの液体が絡み付いてくる。そのまま膣口に指先を押し込んでくちゃくちゃと音を響かせると、先輩はチャぽんと水面の下に頭を沈め、体を丸くして小刻みに体を震わせ始めた。
「――――、―――、―――――――ッ!!!」
「溺れますよ」
「―――プアッ! ハァ、ハァ、ハァ……もう……相原くんの…エッチ……」
あたしを責める言葉を口にする麻美先輩。けれど達する直前で水面から引き上げられた麻美先輩の潤んだ瞳には非難するような感情は見えず、どこまでも従順なベッドの上での顔になっていた。
(なんだかんだ言って、あたしの言う事を聞いてくれるんだもん……かわいいなぁ、先輩のこういうところ)
「じゃあ行きましょうか。麻美先輩は明君、あたしは静香さんに襲いかかるから」
「……待って。私が…静香さんに行く。いいでしょ?」
今すぐにでもおチ○チンを欲しがると思っていた麻美先輩の予想外の提案に驚いてしまう。
「もう……我慢できないの。相原くんに満足させてもらえないなら……」
「―――ええ。もちろんいいですよ」
麻美先輩がその気になったのなら、あたしもやりやすい。それに静香さんがどんな反応を見せるのかも興味がある。でも……
「でも最初は……明君にしませんか?」
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