Xchange紅一点!〜たくやの周りはみんな♂〜(1R・2R) −3−2


CASE3:渡辺美由紀と演劇部−2



「あらぁ……相原さんも部長に捕まっちゃったんだ。ご愁傷様〜」
「あたしらも生えてなかったら、絶対に犯されてたよね……気をつけた方がいいよ、今日の部長、完全にスイッチ入ってるから」
「今日の練習は部長のご希望でビデオ撮影しま〜す♪ 熱ぅ〜い舞台を期待してるからね〜♪」
 ………つまり、唯一女のままでいるあたしは美由紀さんへの生贄って事ですか。
 久しぶりに演劇部の部室へつれてこられると、他の女子部員三名も集まっていた。やはり股間にはおチ○チンが生えているらしい………みんな可愛い子なのに、おチ○チン付き。確かに男子たちがゾンビ化するほどショックを受けるのも分かるわ、これは。
「ショックなのは私たちだって一緒よ! 河原さんに元に戻してもらえなかったら女の人生終わっちゃうんだから!」
 あ、やっぱり犯人は千里だと思われてるのね。
「当然じゃない。宮野森学園で騒動を引き起こすのって、いっつも化学部なんだから!」
「マッドサイエンティストが空想上の人物じゃないって入学してすぐに思い知らされたからね。一個上にいたその人が卒業したと思ったら、次はあのちっさい子だろ?」
「爆発が頻繁に起きる部活なんだから、第一容疑者にされるのは当然よね〜」
 シクシクシク……すみません、あたしがそのお騒がせ部の部長なんです〜……
「手綱はしっかり握ってなきゃダメよ」
 握ったって振り切って暴走するんだもん、千里のヤツ……ところでお聞きしたいんですけど。
「なに?」
 みんな、なんでスカートにテント張ってるの?
「あ……こ、これは!?」
「し、仕方ないじゃないか! 朝からずっとこんな状態で、ビ、ビクビクしてるのって変な感じだし!」
「これってやっぱり興奮……してるのかな。ねえ、そこのところはどうなの?」
 ええ!? あ、あたしに訊かれても、そんな……
「相原さん以外に訊ける人はいないじゃない……元々は男の子だったんでしょう?」
 過去形はやめて。あたしは今でも男のつもりです。
「男の人って興奮すると大きくなるんでしょ? と言うことは、私らも興奮してるわけで……お、女同士なのかな? それとも男子相手に興奮しちゃってるのかな?」
 わ、分かるわけないでしょうが! てか、男の人に大きくなったそれで何をどうしようって言うのよ、耽美系なんて知りませんからね!
 ………でも、明日香も舞子ちゃんも朝から勃ちっぱなしで収まらなかったって言う話だし、興奮状態とは少し違う気がする。何らかの副作用だと思うけど……学園中の女子の股間にペ○スを生やすだけでも厄介な事なのに、千里め、余計な事を……!
「相原くん、準備できた〜?」
 あ、美由紀さん。………いえ、まだです、すみません。
「謝らなくていいから。私もまだ着替えてないし。じゃあ舞台衣装はこれね」
 これは……以前、あたしが協力させられたアンドロギュヌス(両性具有)役の……まだ置いてあったんですね。
「記念に持って帰る?」
 持って帰って義姉に見つかったらとんでもない事をされそうなので遠慮します。
「そう? 私は自分がやった役の衣装は真空パックして大事に保管してるけど」
 あたしは美由紀さんほど根性いれて役者やってるわけじゃないもんで……
「まあいいわ。じゃあ私は舞台の袖で着替えるから。みんなは相原くんに着替えを手伝ってあげてね」
「「「は〜い」」」
 え!? い、いいです、一度着た事あるからって……ひゃあ!? い、いきなり下着をズリ降ろさないでぇ〜〜〜!!!
 美由紀さんが部室から出て行くと、あたしは三人がかりで白を基調にした衣装へと着替えさせられてしまう。
 着替えを終えて鏡に映した姿は、斧を放り込まれた泉の女神と言うところか。確かに普段と違う自分の姿にドキッとさせられるんだけど、雰囲気作りのためにブラはつけさせてくれないし、なぜか今度は下まで脱がされて……あれ? この衣装、なんか胸がゆるいような。以前はもっとピッタリしてましたよ?
「え、ウソ。相原さん、胸、縮んじゃったの?」
 失敬な!……と怒るのもどうかと思うけど、むしろずっと女でいるせいでボリュームはちょっぴり増えちゃってたり。
「えええ!? なにそれ、なんで男の子の胸が大きくなっちゃうのよ!」
「世の中間違ってる! 不公平だ! 差別だ! 神様のバッキャロォ!」
「いいなぁ……ダイエットとかしてないんですよね? それなのにウエストがこんなに括れてて栄養が胸に……敵ですね、存在自体が女の敵」
 え〜ん、あたしだってなりたくてこんな体になったんじゃないのにぃ〜! 理不尽だぁ〜!
 ……で、でも、この衣装ってあたしより胸が大きい……つまり美由紀さんの衣装?
「そーゆーことになるわね。まったく部長ってば。頭の中が劇のことでいっぱいになってて、渡す衣装を間違えたんだ」
 おチ○チンが生えても、アンドロギュヌス役になりきれるところが、なんとも美由紀さんらしい……ともかくあたし、ちょっと様子を見てきます。
「気をつけてね。間違いだ〜とか言ってドサマギに覗いちゃダメだからね。そんな事したら学園中にある事ないこと言いふらしちゃうから♪」
「どっちかって言うと、前科のある部長の方が襲いかねないんじゃない? 股間に付いちゃってるわけだし」
「おもしろそうですね。早くカメラの用意しなくちゃ。万が一にもベストシーンを取り逃すわけにはいかないわ」
 え…ええい、三人揃ってぇ〜! みんな、そんなにあたしが憎いのか!? 性犯罪者にする気も覗く気もアリアリじゃないかァ!
「と言うわけで、頑張ってね。こう言う時こそ男を見せなきゃ♪」
 とほほ……演劇部にあたしの見方はいないのか………
 それでも衣装を取り替えない事には劇の練習にも付き合えない。あたしは背中に嫌な声援を浴びながら舞台袖へと向かう。
 考えてみれば、美由紀さんだって衣装を着れば胸の違いや丈の違いですぐにあたしのだって気付くはずだ。あたしも胸の大きさではかなりのものだと思うけど、90センチの大台を誇る美由紀さんにはさすがに敵わないし。今ごろ、着てはみたけど胸が苦しくて身動きが取れなくなっているかもしれない。
 ………となると、あたしは一度美由紀さんの着た衣装を身につけて……って、そ、それは色々とマズくないですか!?
 いくら周囲から男女だ変態だと言う視線で見られていても、あたし自身はれっきとしたノーマルなつもりだ。………だけど今、美由紀さんの肌に密着した衣装を身につけられると思った瞬間、なぜか嬉しく思ってしまっていた。
 これじゃあ下着泥棒が美人の下着を盗んで帰って自分で履いて喜んでるのとほとんど同じような……ち、違う、あたしはそんな変態じゃないぞ、てか、今あたしが着てる衣装だって美由紀さんが以前着ていて……ひゃあああ、急に物凄く気恥ずかしくなってきちゃった!
『お〜い、なにやってんの。そんなところで身悶えてないで、さっさと部長と衣装を取り替えてきてよ』
 あう……そっか。舞台は部室から丸見えになってるんだった。うちの担任は授業は適当なくせに、演劇には何でここまで設備を……ぶつぶつ……
 それでもあたしが美由紀さんのところに行かなくては、練習も何も始まらない。コホンと咳払いを一つして熱の灯った頭を振ると、あたしは舞台袖へと入っていった。
「んっ……くふ………ッ……ぁ……あっ………!」
 ―――? 美由紀さん、どうかしたの? 随分と苦しそうだけど……
 舞台から舞台袖を覗きこんでも美由紀さんの姿は見つからない。代わりに大道具に引っ掛けられた美由紀さんの制服を見つけるけれど、これに手を伸ばしたりしたら、完全に変態のレッテルを貼られて三人にいじめられそうだ。
「あ…相原くん……なの?」
 え?……あ、ああ、うん、そう。えっと……美由紀さんが持って言った衣装、あたしのだったでしょう? 間違いに気付いて、取替えにきたんだけど……で、どこ? 舞台袖って暗いし大道具が置いてあるからゴタゴタしてて……
「き、来ちゃダメ!」
 美由紀さんも着替え中だったの? え〜っと……それじゃあたし、ここで衣装脱いで待ってるから。とりあえず服を着たら、取りに来てくれる? あたし、自分の服を忘れてきちゃったうえにブラもパンツも履いてなくて……
「だから……ダメって…い…言ってるのにッ、ああ、また、声…聞いただけで……らめ、あ、いやぁあァアァァァァ!!!」
 み、美由紀さん!? この悲鳴はなに!?
「来ないで、お願い、来ないでェェェ〜〜〜!!!」
 もう少しあたしが冷静だったなら、この時の美由紀さんの声の雰囲気で何が起こっているのか察せられたのかもしれないけれど、暗闇の奥から突然悲鳴が聞こえてきたなんてシチュエーション、今までの人生で体験したはずもなく、だから落ち着いてなんていられなかった。
 いくら暗くてある程度のスペースがある舞台袖でも、声の聞こえてきた方向はわかってる。あたしはすぐにその方向へと走り寄って、隅っこに座り込んでいる美由紀さんの姿を見つけるけれど……
「見ない…で……お願いだから…こんな…ところ……う…あぁぁぁ………!」
 あの〜……おチ○チン握って何をされていらっしゃるんでしょうか? この臭いは……い、いえ、何にも分かりませんけれど、美由紀さんが着てるそれ、あたしの衣装で……
「………誤魔化さなくたって、こんなに濃い臭い、自分でだって分かってるわよ。オ…オナニー……してたんだから……」
 いえ、あたしはナニも……じゃなくて、何も見ていませんから! あ、そだ、服、あたしが今着てるの脱いで置いてくんで、着替え終わったら呼んでください、はいィ!
「ダメよ、そんなの……今まで相原くんが着てた衣装を身につけたら……また抑えが利かなくなっちゃうから」
 ええっと、あたしが背中を向けてる理由も察して欲しいんですけど……
「しょうがないじゃない……いけないって分かってても、相原くんの衣装だって気付いた途端に我慢できなくなって……出しちゃってたんだもん……」
 出したって……声?
「ううん、精子。……ザーメンとかって言った方が分かりやすい?」
 だからァ! ひ、人がわざと話を逸らしてるんだから、もうちょっと空気読んでストレートな発言は控えていただかないとォ!
「読めるわけ……ないじゃない……相原くんの手を引いて男子から逃げてる時から、スカートの下で痛いぐらいに脈打ってたんだから。スカートをまくって見せた時なんて……射精しそうになるのを必死に堪えてたんだから……」
 美由紀さん……あの、告白なさるのはいいんですけど、声がその……だんだんと背中に近づいてきてるんですけど………
「衣装と声だけでも出しちゃったんだよ? 相原くんが目の前にいて我慢……出来ると思う?」
 あたしは、み、美由紀さんが役作りの練習をしたいって言うから付いて来たんで……
「相原くんを心の底から欲しいって……犯したいって思う気持ちを満たしたいの。男の人ってどうして性犯罪を犯したりするのかなって思ってたけど……こういう気持ちだったんだね」
 それはおチ○チンが生えたショックで一時的な気の迷いで……んッ! い…衣装をまくって……お尻に………
「ああぁ……♪ お尻、相原くんのお尻ィ……♪ 押し付けてるだけなのに、出しちゃいそう、だめ、出ちゃう、また…イっちゃうゥ………!」
 美由紀…さん………
「おチ○チンが、腫れて、触るだけでも痛いのに、相原くんのお尻がイけないの、気持ちいいの、ダメェ、おチ○チンが、ザーメンが込み上げて……今さっき出したばかりなのに、出そう、出ちゃう、あ…相原くんの…お尻…にィィィ………!!!」
 そうしよう……今の美由紀さん、完全にトリップしちゃってる。おチ○チンが生えたから男の子になりきってるのか、それともあたしの事をそんなにも想ってくれていたのか……どちらにせよ、理性のタガが完全に外れて、射精する事とあたしの事しか考えられない状態になっている。
 このままじゃ部室で待ってる他の三人の部員の子に気付かれるのも時間の問題だ。あたしのお尻にザーメンでヌルヌルになった亀頭を擦り付けてよがっている美由紀さんの姿を見せるのは忍びないし、かと言って逃げるわけにもいかない。この状況で逃げ出したら、それこそレイプ同然に押し倒されかねない。
 美由紀さんにならそれでもいいと思ってしまうのもなんだけど……だったら、同意の上でエッチをする方がお互いのためにもいいと…思うんだけど……
「え?……今……なんて……?」
 だから……もう、こんな事を二度も言わせないでよ………
 一回だけ、だからね。時間かけたらみんなにばれちゃうから一回だけ。衣装を汚すわけにもイかないから、立ったまま後ろから……な、中出しで………
「本当に……いいの?」
 あ、あたしだって恥ずかしいし、それに……美由紀さんとなら、そんなにいやじゃないし……優しくしてくれるなら……
「相原くん……大好き、だよ」
 え、な、何を言って……あ、んゥ〜〜〜!!!
 ………クあッ、やッ……挿れられただけで軽く…イっちゃった………美由紀さんのおチ○チン、結構…お、おっきいィ……んあァあああぁァァ! そんなに子宮に擦り付けたら、お、おマ○コが跳ねて、あッ…ひゥうん!
「はぁ〜……女の子の膣内(なか)って……こんなにミッチリしてるんだ……相原くん…こんな風に感じてたんだね……ヌルヌルしてるのに括れたところをキュッキュッて締め付けて……ああッ、ああッ、これ、いい、相原…くゥん!」
 あンゥウウウッ!!! ダメ、お尻引き寄せて、突くの、はッ、んうゥ! 中で…おマ○コの中で、グリンッて……ふ、深いィ……そんなに突かれたら、あたし、あたしィ………!
「そう言えば……相原くんのおマ○コ、結構濡れてたよね。興奮してたの? なんで?」
 それは……ん、んッうゥ〜〜〜!
「もしかして……片桐さんとしてきたの? 今日は登校してなかったよね。朝から、二人で、何して遅刻してたのかしら?」
 い、言わなくたっていいでしょ……まさか舞子ちゃんといたしてたから中の方が潤ってましたなんて言えるわけないし……
「ふぅん、言いたく…ないんだ……じゃあ、言わせてくださいってお願いするまで、ずっと、犯し続けてやるからね!」
 え……み、美由紀さん、もしかしてまた変なスイッチが?
「知らないそんなの! 相原くんのヌルヌルおマ○コを最初に犯せなかったんだから、腰が抜けるまで犯してあげるんだからァ!」
 ひゥん! あンッ、ああっ、ハァ、ん…んうううッ! そ…それ以上は、奥に入らないから、い…行き止まり…なのにィィィ!!!
「中で出していいなら……私のおチ○チンの中身を相原くんに全部出す! おチ○チンが消えなかったら、相原くんのおマ○コに毎日射精しちゃうからァ!」
 美由紀さん、ダメ、そんなの……こんなおチ○チンで、毎日そんな事されたら、あたし、元の体にもどれなくなっちゃうゥ〜〜〜!!!
「相原くんが、いけないんだから。おマ○コがこんなに気持ちよくて、手で擦るのより、何倍も気持ちよくてェ!」
 もう…ゆ、許して。美由紀さんが激しいから、あたし、もう……ひグゥ!
「イくの? イきそうなの?―――私は……まだイきたくない。最初にイくときは、相原くんの顔を見ながらイきたいの………」
 んッ〜〜〜!………ぬ…抜かれるだけでも…気持ちいいなんて………チュポンて…音が……音がしちゃった………
「床に…仰向けになって。早くしてくれないと……ま、待ちきれずに……出しちゃいそう………」
 ………う、うん。
 カリ首が膣口に引っかかり、それでも無理やり引き抜かれた瞬間に軽く達してしまったあたしは、切羽詰った美由紀さんの言葉に逆らわずに硬い床に寝そべり、膝を立てて衣装をめくり上げる。衣装の下には何も身につけていない……頬を火照らせながらも先ほどまで美由紀さんの大きな男根を差し込まれていた秘所を晒すと、興奮の昂ぶりがさらに勢いを増し、肉壁を一層激しく痙攣させてしまう。
 ―――もし明るい場所だったら、美由紀さんの顔をまともに見れないよォ……
 股間の正面に美由紀さんも跪き、あたしの愛液をたっぷりと吸ったペ○スを握り締めている。女性が身にまとう衣装の下から男性器を飛び出させている姿は、まさしく両性具有……舞台から差し込んでくる光を背に覆いかぶさられてしまうと、空調など効いているはずもない舞台袖で、あたしは衣装の下にビッショリと汗をかきながら挿入されるのを今か今かとヴァギナをヒクつかせて待ちわびてしまう。
「相原くん……挿れるね」
 うっ……亀頭を割れ目に押し込まれながらのその一言に、あたしの心を締め付ける緊張感が強さを増してしまう。何も言わずに犯されるだけならそのまま受け入れられたのかもしれないのに……たった一言の優しい気遣いの言葉で、あたしの心は美由紀さんへ目を向けることも出来ないほどに動揺してしまう。
「可愛いよ……た・く・や♪」
 さらにダメを押すように、耳元であたしの名前を呼び……潤みきったあたしの秘所へと勃起しきったペ○スを力強く押し込んできた。
「ああああああッ! さ、さっきよりも、中がキツいィ〜♪ な、なによこれぇ……挿れたばかりなのに、もう、もう、あっという間に搾り取られちゃうゥ〜〜〜!!!」
 ひ、あああ、い、イきそうなのは……あたしの…方だよォォォ!!! ヤらしい音、してるの、子宮にゴツゴツされて、は…ぁぁぁぁぁうんッ! はヒ、ふあッ…! どうしてこんなに…腰使いが……ひッ、んん……ん――――――ッッッ!!!
「だって……相原くんのおマ○コがエッチだからァ! 腰が…腰が勝手に動いちゃうゥ〜〜〜!」
 身体を密着させてのピストンに満足できなくなってきた美由紀さんは上体を起こすと、あたしの左膝を抱え、そのまま身体をよじらせながら逞しい肉棒を深々と埋め、秘所を奥まで強引にこじ入れる。体位を変えて下腹部同士の密着が増し、一突きごとに子宮へと叩きつけられる破壊力が増すと、押し広げられた膣内で快感の嵐が吹き荒れてしまう。亀頭を膣奥に叩きつけられるたびに子宮口やポルチオを刺激され、二人の体に挟まれてクリトリスが押しつぶされ、あたしは涙を流して震える喉から嬌声を迸らせてしまう。
「これ……スゴッ……男の子って…女の子の中って……こ、こんなに気持ちいいものだったなんてェ……!」
 だ、ダメェ! あたし、もう、激しくされたら、これ以上は……ひハァ! あ、ふッ、ああ、美由紀さんのおチ○チンで、イっちゃう、イっちゃうよぉ〜〜〜!!!
「じゃあ……一緒に……一緒にイこ? このまま、中に、射精しちゃうから……相原くんに、私の愛を……注ぎ込んじゃうからァ………」
 そ、そんな……腰を回さないでェ! おマ○コが、おマ○コが開いちゃうぅ〜〜〜!!!
「ハァ…ハァ……も、もう頭が…おかしくなりそう……おチ○チンが腫れあがって、抜き差しするだけで物凄く痛いのに、相原くんの声を聞いて、相原くんの泣き顔を見てたら、止まらない……全然やめられないよォォォ!!!」
 ああ、な、中でおチ○チンが、膨らんできた……あああッ、美由紀…さァん! あッあッあッあッあッあァァァ! やッ、イッ、ヤ、ヤアアアアアアアッ、もうダメ、あふ、イく、おマ○コが、ああああああ、あは、美由紀さん、あ…んッはァああああああああああああああっ!!!
 美由紀さんのペ○スが子宮口に食い込んだ瞬間、あたしは衣装の下で乳房を震わせながら、固い床の上で全身を反り返らせる。絶叫の中、あたしの胎内へは美由紀さんのおチ○チンから濃厚な白濁液が注ぎ込まれ、暗い舞台袖の中であたしたちは二人で昇りつめた快感に酔いしれ、豊満な乳房を互いに打ち震わせ続けた。
「あ……んふゥ………!」
 美由紀さんが鼻にかかる甘い悲鳴を漏らすと、何もかも吐き出して逞しさを失ったペ○スがドロドロのおマ○コから抜け落ちてしまった。美由紀さんはそのままあたしの上に覆いかぶさってくると、萎えたおチ○チンをあたしの太股に擦りつけながら、あたしの額に張り付いた前髪を掻き揚げ、一度ジッと瞳を覗き込んできてから唇を重ねてくる。
「ん……ァ……………スゴく…気持ちよかった………」
 うッ…アうううゥ………あたしの方が男の子なのに……こういう立場の逆転ってないよォ………
「相原くんは気持ちよくなかったの? じゃあ……もう一回、する?」
 舞台衣装を挟んでEカップとFカップのふくらみを押し付け合いながら、美由紀さんは円を描くように腰をくねらせている。
 言わなくても……美由紀さんはもう一度するつもりだ。そんな予感を感じ取ると、ヒクヒクと痙攣していたヴァギナが期待感から急速に緊縮をはじめ、割れ目から膣内に注ぎ込まれた白濁液をドクッドクッと勢いよく搾り出してしまう。
「私は……相原くんが女のままなら、ずっとこんな体でもいいよ」
 そんな……い、言わないで、そんなこと……
「本当の気持ちだもん……だから………」
 んッ………美由紀さんがもう一度唇を重ね、あたしの舌をからめ取る。そして唾液を流し込みながら腰を蠢かせ………と、そんないい雰囲気になりかけたちょうどその時、
「ああァん! もう我慢できない、部長ばっかりエッチしてずるいですよ〜!」
「こ、こらぁ! 何で叫ぶのよ、私らがいる事ばれちゃうじゃん!」
 なっ……!? え、演劇部三人組ィ!? なんでここに……まさか覗いて!? しかもなにその手に持ってるデジカメとかは!?
「なにって、当然撮影してたの。部室で言ったじゃん、部長のご希望でビデオ撮影するって」
「音声もばっちりハイクオリティーで録音していますよ。それはもう……相原さんって、物凄く濡れやすい人なんですね」
 待てい! な、何を録音したのよ!? 消せ、今すぐその記録を完全消去してしまってェェェ! 美由紀さんもほら、黙ってないで………って、あの、何であっちで三人が見てるのに…あ、だめ、見てるのに、見られてるのに、挿れちゃダメェ!!!
「いいじゃないの、見られるぐらい。それよりも私たちが愛し合った記憶が永遠に保存されるんだから……」
 ―――も、もしかして、みんなグル!? あたしをハメた!? 最初からこのつもりであたしを演劇部に連れ込んだの!? そう言えば着替えさせられた時に誰も衣装の違いに気付かなかったし………
「ふふふ、相原くん、名演技だったわよ♪」
「そ、それよりも部長、あの……つ、次は私に……二人のされてるところを見てたら、我慢できなくなっちゃって……」
「ああっ、じゅ、順番は守ってよ。部長の次は私だってくじ引きで決めたじゃない!」
「わ、私、最後まで待ってなくちゃいけないの!? あんなの見せられて、これ以上我慢させられたら蛇の生殺しじゃないかァ!」
「だったら3Pとかやってみない? うん、我ながら名案ね♪」
「アダルトビデオでエッチしながら自分で撮る撮影方法があったよね……ハメ撮りだっけ? せっかくだからそれも試してみない?」
「うわ、なんかそれ、やらしい! で、でも……なんか興奮しちゃうよね………」
 あわわわわ……撮影組三人の目つきが獣のそれに変わってきたんですけど……み、美由紀さん、お願いだから助けてェ〜〜〜!
 ―――まあ、なんとなく結果は分かってる。
 女の子全員におチ○チンが生えてるようなバイオハザードが起きている時に、強姦ではなくわざわざシチュエーション作りまでしてあたしとSEXして、それを撮影しているのだから。
 ―――ううう、せめて5Pだけは勘弁してぇ〜〜〜!!!
 スカートの前をモッコリさせてる撮影三人組がにじり寄ってくる以上、3とか4とか5になるのは時間の問題だろう。
 でもって、既に美由紀さんの股間のモノもすっかり大きくなって元通り。今は割れ目のくぼみに亀頭を押し当てて、グチョグチョ音を鳴らして粘膜を擦り上げている。
「安心していいわよ。私は本気だから」
 それは……どういう意味でしょう?
 今は何も信じられない信じたくない……だけど美由紀さんのその一言に胸を高鳴らせてしまったあたしは、何の抵抗もせずに美由紀さんとの二回戦に身を委ねてしまっていた―――


つづく