たくやちゃんと赤ちゃんパニック −5
「うひゃひゃひゃひゃひゃ! たくやが、たくやが隠し子連れて帰ってきた、笑い死ぬ、腹イタ、アハハハハハハハハァ!!!」
――ううう……そんなに笑わなくってもいいじゃないか……シクシクシク……
オムツなどの荷物と赤ちゃんを抱えて家に帰りついたあたしを待っていたのは……なぜか実家に帰って来ていた義姉の夏美の笑い声だった。あたしがまたまた女になったと聞いて、旦那さんの出張したのを機に、様子を見に帰ってきたらしい。
「あんた、女になるだけじゃなくて、ついに子供まで作ってさぁ……ほらほら、白状しちまいな。一体誰の子なんだい?」
「だから何度も言ってるじゃない。この子は預かってるだけなんだって」
「ほ〜、それにしちゃあ、赤ん坊の抱き方が随分手馴れてるじゃないか」
うっ……べ、別に手馴れてなんか無いもん……
「それにその胸はなんなんだい? そのパンパンに張り詰めた胸、まさか母乳が出るなんて言わないよなぁ? その赤ん坊がたくやのじゃなかたっら、妊娠なんてしてるはずが無いんだし」
「………これにも色々事情があって」
「ふ〜ん、だったら聞かせてもらおうじゃないか。どうやったら子供を産まずにミルクが出るようになるか、その事情とやらをさ」
ここで「薬で…」とか言っても、絶対に信じてもらえないんだろうなぁ……「おもしろくない」って理由で……
「そ、それより義姉さんの方はどうなのよ? 結婚してからそれなりに時間も経つんだし、そろそろ子供が出来ても……」
「バーカ。あたしがそんなヘマをするわけ無いだろ? 避妊の方はばっちりだよ。まだ当分遊んでいたいからね。―――ま、夜の方はきっちり満足させてやってるさ。それこそ、足腰経たなくなるまで……な」
う〜む……我が義姉ながら、そのあたりは恐ろしい……こんな義姉と結婚した旦那さんもかわいそうに……
もっとも、一年前までは男友達数人と肉体関係にあった夏美だ。あたしもその内に数人とさせられた事があるけれど、その時の経験からして、夏美がかなりの絶倫である事は容易に想像できる。しかも女王様気質だし。
それに人妻になった今でも、肌の露出している割合はかなり大きい。実家だからリラックスしているのもあるけれど、張りのある胸の上半分が見えるような大胆露出のタンクトップに、赤い下着が食い込む股間が覗けて見えるミニスカート……あたしがいくら女になっているとは言え、もうちょっと恥じらいを持って欲しい。でないと、赤ちゃんに物凄い悪影響が及んでしまいそうだ。
「……たくや、あんた今、失礼な事を考えなかったかい?」
「べ、べべべべつに何も?」
うわぁ……なんてカンの良さをしてるのよ……」
「ま、いいや。それよりもほら、貸してみな」
それまでソファーにふんぞり返って笑うだけ笑いまくっていた夏美が、あたしへ向けて両腕を突き出した。
「貸すって……あの〜、じつはあたし、あんまり持ち合わせが……」
「阿呆。誰が金貸せって言ったんだよ。赤ん坊だよ、赤ん坊」
「えっ……この子?」
あたしはキョトンとして、夏美を凝視してから赤ちゃんを見下ろして……赤ちゃんをかばうように後退さってしまう。
「こ、この子、今は女の子で……」
「いい加減にしなよ、たくや。あんた、あたしがその子になにすると思ってんだい? あ?」
「それはまぁ……何してたかはよく知ってるから……」
「バカ言うのもいい加減にしな。あんた、帰ってきてから着替えも済ませて無いだろ。あたしが見ててやるから行ってこいって言ってるんだよ。乳首が尖ってんの、丸分かりだぞ」
だ、だって……胸が大きくなりすぎて、Fカップのブラじゃキツいんだもん……それに紐が切れそうだったし、ノーブラで帰って来るしかなくて……先っぽ、服に擦れちゃって…あうぅぅぅ……
帰ってくる時の周囲の……特に男性の目を思い出すと、恥ずかしさで顔が火照ってくる。赤ちゃんを抱いてるから、さすがに痴漢されたりはしなかったけれど、服を引き裂かんばかりに膨らんだ乳房はバスの中で痛いぐらいに視姦されてしまい、わずかな身動ぎにも胸の先端は母乳を吸って湿った服の裏側に擦れて……
「ほらほら、顔赤くしてモジモジしてたら感じてましたって言ってるようなもんだよ」
そう言い、夏美はあたしの腕から赤ちゃんを抱き上げる。
「ふ〜ん、あんまたくやに似てないね。女なのに父親似かい?」
「いや……まぁ……父親似なんだろうね……」
薬で赤ちゃんの性別変えましたなんて言ったら、また笑いの種にされるんだろうな……
「なにボケッとしてるんだよ。さっさと行って着替えてきな。あたしはあんまガキは好きじゃないんだから」
「うん……じゃあちょっとの間だけお願い。すぐ戻るから」
今の胸が入るようなブラなんて持ってないんだし、男の時の服のダブダブのでも着てようか……そんな事を考えながらリビングを後にしようとして、
「ダァ…あぶう……」
「ん〜? なんだ、腹が減ったのかい?」
「あぶ…あぶぅ……」
「しょうがないねぇ……んじゃ、あたしの胸でもしゃぶってるかい? 結婚してても、さすがにミルクはまだだけどね」
―――ちょっと待て。
「ほれ、出血大サービスで遠慮なく吸ってもいいんだぞ? ま、舌を絡めて上手く吸えたら後でたくやのミルクをタップリと……」
「何やってんのよ義姉さんはァ!」
踵を返してリビングへ戻ったあたしは、タンクトップとストラップレスのブラをずらして露出させた乳首を赤ん坊の口元へ近づけている夏美の下へと歩み寄った。
「なんだ、たくやもあたしの胸が見たいのかい? 体は女でも心は男だからねぇ……」
「そーじゃなくて……母乳も出ないような胸を赤ちゃんに吸わせて、なにしようってのよ!?」
「なにって……さすがに“こんなの”にナニしちゃマズいだろ?」
嘘か真か冗談か、赤ちゃんの襟元を持ってぶら下げ、やれやれとジェスチャーする夏美から、もう任せておけないとばかりに赤ん坊を取り返す。
「もう義姉さんは何もしなくていいから……余計に疲れちゃうし」
「おやぁ〜? なんだかんだ言って、きっちりママをやってるじゃないか。へ〜、ふ〜ん、ほぉ〜、これであんたは、いつ子供産んでも大丈夫なわけだ」
「だからなんでそうなるのよッ!」
ッウ……このまま夏美のペースで話してても埒がらかない。赤ちゃんもお腹が減ったってぐずついてるし、さっさと自分の部屋に行って、おっぱいを上げなきゃ……
「ん? どこいくんだい、立ってないでソファーに座ればいいじゃないか」
赤ちゃんを抱いて部屋を出ようとするあたしの背に夏美が声を向ける。ここで無視して自分の部屋へ駆け込めれば、被害も少なくて済むんだけど……それが分かっているのに長年いじめられた習性で、ついつい足を止めてしまう。
「まさか逃げたりしないだろうね。たくやが赤ん坊にどうやってミルクをやるのか、あたしにも見せてもらおうじゃないか」
「べ…別に面白くもなんとも無いと思うけど……」
「それはあたしが決めるからさっさとお前も脱ぐんだよ!」
と、胸をさらけ出したままの義姉に言われ……あたしはため息を突きながらソファーへ腰を下ろすと、赤ちゃんを一度横へ寝かせてからシャツをたくし上げた。
「んっ……」
「へェ……」
あたしの唇から漏れた艶かましい声と、夏美には珍しい感嘆の声とが微妙に重なる。
狭いシャツの中から開放された膨らみは、普段のあたしの胸よりも二周り以上膨張してしまっている。窮屈なシャツに押し込められていた反動か、それとも薬が十分に回ってきてしまったのか、ゼミ室で母乳を上げた時よりも一段とボリュームを増していて、見るからにタップリとミルクを蓄えていそうだった。
「あんまり強く吸っちゃダメだからね……」
赤ちゃんを抱き上げ、服の内側に擦れて晴れ上がってしまっている乳首を口元へと近づける。するとぐずついていた赤ちゃんは母乳の匂いに惹かれたかのように、大きく口を開けてあたしの右の胸へと吸い付いてきた。
「っ………!」
先端を口に含まれただけで、ジィンと甘い痺れが広がってしまう。そう言うエッチな行為ではないのに感じてしまう心地よさを、義姉さんにはばれないように必死に押し隠そうとしても、赤ちゃんに乳首を吸われ、乳房の内側からミルクが迸るたびに強張らせた表情がゆがみ、唇を震わせながら喉を反らせてしまいそうな恍惚感に襲われてしまう。
「は……んっ………!」
漏れそうになった喘ぎをぐっと飲み込んでも、突き抜ける快感は緩みはしない。むしろ、赤ちゃんの舌と唇が蠢けば蠢くほど、メロンのような丸々とした膨らみの内側で乳腺が脈打つほどに刺激されてしまう。そして飲まれた分よりも大量のミルクが豊乳の内側に溜まってしまい、赤ちゃんの口元からあふれ出るほど母乳を先端から分泌してしまう。
――けど、ダメ……こんな事で感じたら…あたし、本当に変態っぽくなっちゃうよォ……
けれど我慢しても快感は胸から全身へと広がっていく。赤ちゃんに吸われていない左の乳首からも白い乳液を滴らせ、時折小さく体を震わせ、
「っ……ぁ………んんっ………!」
――と、夏美が目の前にいるのに、ついに抑えきれなくなった放乳感に全身がわななき、赤ちゃんと同じように唇から涎をこぼれさせながら、出してはいけない声を漏らしてしまう。
「やっぱりお前はたくやだねェ……こんなに乳首をおっ立てて、ガキにミルクやるぐらいでそんなに感じるなんて、やっぱりかわいいよ、お前」
火照りを帯び始めた身体を何度も突き上げる震え……唇を噛み締めて快感の波が通り過ぎるまで必死に堪えていたあたしが顔を上げると、隣りには夏美が腰を下ろしていて、今まさにタンクトップから首を抜こうとしているところだった。
「ね…義姉……さん?」
あたしよりも小ぶりとは言え、程よい大きさの乳房は、今まで何人の男の人に揉まれてきたのだろうか、自信ありげに突き出ていて、想像よりも綺麗な形をしていた。真っ赤なブラも取り去り、トップレスになった夏美は意味ありげな笑みをあたしへ向けると、溜まったミルクを全然吸ってもらえずにますます張り詰めていくあたしの左胸を下から優しく掬い上げた。
「うわ、かなり重いね。たくやの癖に乳だけは生意気なんだから」
「やめ……さ、触られたら……」
「触られたらなんだって?」
「―――――――!!!」
母乳が飛ぶ。
夏美が手の平に力を込め、張り詰めた乳房に指を食い込ませた瞬間、押し出されたミルクが先端から放物線を描いて迸った。
一筋…二筋……赤ちゃんがおいしそうに乳首を吸う反対側では、姉の手に揉みしだかれた乳房からは留め止めとなく白濁液が迸り、フローリングの床へと赤ちゃんに飲ませるはずだった母乳を撒き散らしてしまう。とても手の中には収まりきらない豊乳を、牛のお乳をしぼるような手つきで絞り上げ、柔肉の中に埋もれた指をグリグリと巧みに動かしてコリコリと固くなっている乳腺まで刺激してくると、迸るミルクも勢いを増す。両腕で赤ん坊を抱えて抵抗の出来ないあたしの胸へ夏美は圧搾を繰り返し、顔を寄せながら、
「あ〜あ……こんなにこぼしちゃって勿体無い」
―――と、唇を開いて、ミルクを放つ感覚に震え続けている乳首を頬張られてしまう。
「んんんゥ〜〜〜! ふぁ、あ、ダメ、いまそんな、吸われたら、や、やンゥウウウウウウッ!!!」
義姉さんに胸を吸われている……乳首だけでなく、当然あふれ出るミルクも。小さいながらもぷっくり膨らんだ乳輪を舌先で下からグリグリと押し上げ、隣りの赤ちゃんに負けじと、腰を折った姿勢でチュウチュウと音を響かせる。
「たくやのおっぱい……柔らかくて美味しいよ……んっ…んく…んく……」
膨らみの先端へ顔をうずめ、夢中になってミルクを吸い上げる。手で揉み上げながら、長い髪を掻き揚げてあたしの胸へ顔を寄せ続け、既に快感で大きく膨らんだ乳首を舐め、吸い、弄ぶ。
「やぁぁぁ……義姉さん…もう…吸わないで……お願いだから……おね…が……あッ…あ…は…ァ……!」
「そんな声出してやめろなんていったって、説得なんてありゃしないよ。それに……たくやだって喜んでるんだろう?」
……分かりきった事……聞かないでよ……
乳腺が震え、勃起した乳首の内側を通り抜けるたびに快感を感じているのは乳房だけではない。密着面が一本の線になるように強く閉じ合わせた太股の奥でも、ヴァギナがキュン…と緊縮してしまっていて、ショーツの内側にジワッ…と暖かい湿り気が広がっているのは感じている。まるで愛液がミルクになって吸い上げられているような錯覚を覚えるほど、胸と子宮の収縮のリズムは重なり合っていて、いつしか夏美に吸われている左胸だけでなく、赤ちゃんに咥えられている右の胸からも同様の心地よさが込み上げてきてしまう。
「それじゃ確かめてみようかね。たくやが赤ん坊にミルクやるだけで感じる変態かどうか」
「や……ん! ん…ぁあああぁぁぁ……!」
夏美の指が太股の表面を、触れるか触れないかと言う微妙なタッチで撫で上げる。たまらず体を震わせたあたしの隙を突いて、太股の付け根からショートパンツの中へ指を滑り込ませると、既に湿り気を帯びてしまっているショーツの上から秘部をグッと押し込んだ。
「いつまでも拒んでるんじゃないよ……さっさと脚を開きな。満足はさせてやるんだから……」
「ね…義姉さん………」
胸から顔を上げた夏美を涙目で見返しながら、恐る恐る膝を開いていく。すると自由に動ける空間を得た夏美の手は、手早くショートパンツのチャックを下ろし、ソファーの背もたれのせいで後ろへ逃げる事の出来ないあたしの恥丘を上下に撫でさする。
「はゥンッ!」
赤ちゃんを抱く腕に力がこもり、身体が勢いよく跳ね上がる。夏美の指が下着越しに敏感な場所に触れ、そのたびにあたしの膣口から熱い液体がジュワッと溢れ出してくる。
「はぁ……ん……だめぇ……あ…赤ちゃんがいるのに…そんな……ああぁ………」
「だったらあんたが感じないようにすりゃいいんだよ。場所も状況もわきまえずに濡らしてるのたくやの方なんだからさ」
そんなの無理よぉ……こんなことされたら……はぁぁ………
飾り気の無い下着を割れ目へ食い込ませるように夏美の指が押し込まれる。布地には十分すぎるほど愛液がしみこみ、それでもキュッと収縮しているヴァギナの入り口からは熱いものがとめどなく滴り、赤ちゃんを理性を保つ拠り所にしながらもあたしの腰はソファーの上でもじもじと蠢いてしまう。
「やぁ…ああぁ……う…ふゥ……んぅうぅぅぅ………!」
「そぉら……今度はその子がたくやのココから生まれてきたかどうかを調べてやるよ」
「んッ―――!」
チャックから入り込んで股間を撫でさすっていた指が下着をずらし、ツプッと濡れそぼった膣口へと押し込まれる。必死に締め付けて進入を拒みながらも、一度入られてしまうと膣内は胸に負けないぐらいに愛液をタップリ溜め込んでいて、軽く出し入れされただけで飛沫をあげそうなほどの淫汁が狭い穴から噴き出してしまう。
「ああッ、あッ、アッ、あっ、義姉さん、あ…あたし……おマ○コが…勝手に震えて……」
「わかってるよ……ぴくぴく震えてあたしの指に絡み付いて来てる。こんなに狭い締め付けしてるなら、まだ赤ん坊は産んでないかな……と」
「ひアァん!!!」
夏美の指先がざらつく膣の天井を圧迫し、ぷっくりと膨れ上がったGスポットを的確に押し込んでくる。突然全身を駆け巡った強烈な快感にヴァギナの収縮は一段と強烈になり、濃厚な愛液までもが膣道の奥から搾り出されてくる。
「ん〜、ん〜〜!」
「あ……ご、ごめん……」
あまりに快感が強すぎたせいで一瞬意識までも飛ばしてしまったあたしは、呼吸が出来ずに苦しそうにもがいていた赤ちゃんを慌てて胸から引き剥がす。けれどすぐにまたおっぱいを吸い始め、小さな舌と唇で敏感な乳首をくすぐり始める。
「ふあぁ……!」
「小さい身体でどれだけ飲んでるんだろうね、このガキ。そら、あたしのほうもタップリ搾り取ってやろうかね」
「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
もう唇を噛み締めてなければ意識が保てないほどに、左右の胸を同時に吸われる快感は強烈になっていた。吸われれば吸われるほどに小さな乳首は硬く尖り、それだけで時折触れる舌の動きに敏感に反応してしまう。赤ちゃんは大きな胸に小さな手の平を当ててチュウチュウと音を立てて吸い、夏美はバキュームするように溜まったミルクを吸い上げて行く。射精にも似た放出感はいつ終わる事無く続き、気づいたときには力が入らなくなった身体をソファーにもたれかからせて、だらしなく唇を開いて涎を滴らせていた。
「あぶぅ……」
もう意識すら蕩けるような心地よさの中、不意に赤ちゃんが乳首から顔を離す。満腹になった赤ちゃんは母乳と唾液でベトベトになったあたしの胸にはもう見向きもせずに、眠たそうに欠伸をする。
「そっちは終わりかい? じゃあ、こっからは大人の楽しみだね」
もう眠る寸前のような赤ちゃんをグッタリとしているあたしの腕から抱き上げた夏美は、別のソファーの上にタオルを敷き、その上へ横たえる。そしてその場で恥らう事無くズボンとパンツを下ろして全裸になると、もう指一本動かすのですら億劫なほど脱力しきったあたしをソファーへ押し倒す。
「ふふふ……今すぐイかせてやりたいけど、もう少しだけ我慢しな。すぐにたくやの欲しいものをくれてやるからさ」
あたしの欲しいもの……それがなんなのかと思いを馳せたその時、
「うわ、二人ともオレが来る前から始めてたのかよ!?」
「え……ユーイチ、さん!?」
突然、部屋の入り口に見知った男の人が現れていた。元は義姉のセックスフレンドで、あたしもされちゃったことのあるユーイチさんだ。
なんで今、こんなタイミングで!?……一気に我に帰ったあたしはミルクまみれの胸を露わにしている事を思い出し、たくし上げていたシャツを慌てて戻そうとする。けれど夏美の手があたしの腕を押さえつけ、ユーイチさんに向けたお尻を誘うようにくねらせてみせる。
「今日は出血大サービス、あたしでもたくやでも、好きなほうの穴にいくらでも入れさせてやるよ」
「ま、マジかよ!? お前、結婚したんだろ!?」
「バ〜カ。きっちり避妊薬は飲んでるよ。それに……今のたくやは面白いことになってるからね」
だいぶ吸い出されたとは言え、まだ張りの残っている胸に夏美が手を置くと、指の間から乳首を突き出すように圧搾してくる。
「ん…んゥゥゥ〜〜〜〜〜〜!!!」
先ほどまでずっと吸い上げられていて、いきなり行き場を失っていた母乳はほんの軽い圧迫ででも簡単に迸る。夏見だけではなく、ユーイチさんと言う異性……言い換えればエッチな獣の前で噴水のように母乳を噴き上げてしまう。
「マ、マジかよ……たくやちゃん、妊娠したのか!?」
「こいつはちょっと特別なんだよ。……で、どうする? ユーイチ、あんた前に言ってたよね? 母乳の出る女としたいって……だったらタップリとやらせてやるよ」
「それもマジ!?」
「マジもマジ。お・お・マ・ジ♪」
――いやだぁぁぁ〜〜〜!!! 底にあたしの意思はこれっぽっちも含まれて無いじゃないかぁぁぁああああああっ!!!
事ここに至り、ユーイチさんは夏美が呼んだのだと気付く。……が、いまさら気付いたからといってどうなるものでもない。
ユーイチさんは別のソファーに寝ている赤ちゃんに目もくれず、速攻で衣服を脱ぎ捨てて全裸になる。股間のモノは既に臨戦体勢を整えており、今にもはちきれんばかりにそそり立ち、身体を重ねあうあたしと夏美とに狙いを定めていた。
「ちょ、ちょっと待って義姉さん! すぐ傍に赤ちゃんだっているのに!」
「気にするなよ、そんなもん。預かってるだけの子だろ? どうせ寝てるんだし、見られたって何してるかわかんないって。……逆に見られてたら興奮するだろ?」
「しないしないしない! だ、だって赤ちゃんだもん、赤ちゃんにこんなところを見られたら恥ずかしくて……んんゥ!」
――ゆ…ユーイチさん……あたしの方に挿れて……んムゥ! あ、当たる、奥に……ダメ、や、やめ…や…や…やぁあああああああっ!!!
夏美語と抱えてあたしの腰に手を回したユーイチさんは、一突き一突きに力を込めてあたしの膣内へペ○スを押し込んでくる。十分湿り気を帯び、夏美の指も受け入れていた膣道だけれど、昂ぶりすぎた興奮に比例して肩さと太さを増したペ○スはかなりキツい。ペ○スに蹂躙されるたびに愛液が押し出されてオナラに似た卑猥な音を響かせ、身体を重ねている夏美が舌と指とで母乳の詰まった膨らみを弄ぶ。強引なピストン運動にガクガクと身体を揺さぶられ、上下に動く乳房から天井へ向けて母乳を放ちながら、あたしは震える声を迸らせていた。
「ああァあああああっ! あッ、はァ、はジィん、ん、んんッ、あ、あたし、もう、あ、あ、い…いい……おっき…大きくて…奥に…あ、当たるのぉ……!」
「妹さんも…締め付けスゲッ……久しぶりでそんなに締められたら…俺、もう出そうなんだけど……」
「ああ、ああ…あたしも…もう我慢できない……義姉さん、お…お願い……胸…あたしの胸……」
太い肉棒にヴァギナを押し広げられ、張り出したカリ首が蠢く肉ヒダを擦りたてる。粘液まみれの性器の擦れあう音がリビング中に響き渡り、大きく開いたあたしの唇からは弾むような悶絶する声があふれ出る。
「分かってるよ。苦しいんだろう? この馬鹿でかい胸を滅茶苦茶にして欲しいんだろ? こんな風に……」
「ッ――――――!!!」
一瞬、夏美の指先が乳房の皮膚を突き破ったかのような錯覚があたしを襲う。強烈に揉みしだかれた膨らみからは乳白色の液体が勢いよく噴き上がった。まるで射精したかのように、乳房の内側で乳腺がビクビクとありえないぐらいに痙攣を繰り返し、ペ○スが強く深く打ち込まれるたびに、放った母乳があたしの体の上へ降り注いでビチャビチャになっていく。
「ううッ……ダメだ、たくやちゃんの、キツすぎ……で…るぅうっ!!!」
「あぅうんんんぅ〜〜〜!!! せ、精子がビュクビュク…あたしの中で……あたしもう、イッ、イッ、イッ、イクゥウううううううゥゥゥ〜〜〜〜〜〜!!!」
ユーイチさんのペ○スが子宮口を抉り、胎内へ熱い精液を叩き付けた瞬間、あたしの頭の中からは赤ちゃんの事が全て消え去り、涙を流しながら絶叫してしまっていた。
結合部からは音を立てて絶頂液が飛沫を上げ、深々と突き刺さった絵に巣から言ってきでも多くのザーメンを搾り取ろうと肉壁が激しく蠢く。
「おおお……スゲェ……肉ヒダがチ○ポに絡み付いてくる……ッ!」
「あ……ユーイチ…さん……んぅ……あたし……あたし………」
着ている服ですら、今は重く、わずらわしい……アクメの大波が痙攣と共に緩やかに引いていくと、あたしの目は傍らのソファーで眠っている赤ちゃんへと向いてしまう。
………ごめん。
あたしはあの子の母親でもなんでもないのだ。……それなのに抱いてあげる事もせずにこんなに近い場所で肉欲にふけってしまった自分への罪悪感や羞恥心で、胸が痛いぐらいに締め付けられてしまう。
「ふふっ……」
「あ、義姉さ…んんっ!?」
悪いと思っているのに、視線を逸らせない……そんなあたしの頬を夏美の両手が挟み、半ば強引に真上を向かされると、義姉の唇があたしの唇へと押し付けられてくる。
んっ……まさかこの味……あたしの…ミル…ク………
「あんだけ出したのに自分じゃ味わえないなんて勿体無いだろ? せっかくだからたくやにもサービスだよ」
そう言って離れていく夏美の悪戯っぽい笑みをボンヤリと見上げ……ほんのりと甘いミルクの味をゆっくりと舌の上で転がしてから、赤ちゃんをもう一度見つめながらコクンと飲み込んだ。
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