B・A・I・B・U 第1話
ようやく自分に合ったバイブが見つかった。
この日をどんなに待っていたか..
愛用のミッシェル君(バイブの名前)が壊れてからは私は憂鬱になっていた。
一見、どんなバイブでも女性は感じるんだと思った貴方は大間違いだ。
バイブは自分にあったものじゃないとなかなか感じることが出来ない。
大きいからとか回転数がいいだけじゃ痛くなってストレスが溜まってしまう・・・
だからと言って服や下着みたいに試着するなんて出来ない。
バイブが壊れてからは自分が持てる情報網を駆使して必死に探しまくった。
この新バイブ(ラリー君)に出会うその日を夢見るため今日まで頑張った。
ラリー君にこれ以上遭えなかったら、私はストレスでおかしくなったかも
知れない。
でも毎日、ラリー君を見つけられることを願いながらここまで頑張れたのだった。
そして、ようやくラリー君を見つけ、注文してからは毎日がワクワクしていた。
今度のラリー君はミッシェル君の1本タイプではなく、2点責めのバイブであった。
今までは1本タイプの方が奥まで挿れられて強い挿入感の刺激が好きだったけど
2点責めにも興味があった。
クリトリスでも感じれる私にとっては一緒に刺激してくれる2点責めには魅力を
感じてたがどうしてもミッシェル君を手放すことが出来なかった。
きっと、ミッシェル君が壊れてなかったらラリー君に惹かれることはなかったし、
それ以前にこんなに必死にバイブなんて探しもしなかっただろう。
ミッシェル君は初めてのバイブであり、生まれて初めてのオーガズムを与えてくれた
のもミッシェル君だった。
あの頃、彼もいたんだけど、とても下手で早漏だった。
彼だけが満足するだけで私には物足りなすぎた。
よくイく友達に聞くと、やはりイく寸前には彼が前後運動をより早くしてくれるから
イけるのであって運動不足の彼に求めるには酷な話しかもしれない..
ましてや単調な前後運動ばかりだと、もう濡れもしなくなっちゃう。
そんな時にミッシェル君を試しに使ってみたのだったが、あのいろんな方向にくねる
動きに私の膣は凄い快感を覚えた。
彼のものでは決して掻き回せないとこも満遍なく掻き回してくれるので、たまらない
刺激だった。
その上、彼と違ってミッシェル君は電池が切れない限り、動きまわってくれるし私の
意志で強さを変えられると言う事だ。
さらにはミッシェル君は文句を言わずに頑張ってくれる。
100円ショップの電池でも私をイかし続けてくれるのですもの・・・・・・・
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